ごみ捨てが苦手な理由
まだこのブログを始めたばかりですが、最近見てくださっている方が増えて嬉しいです。
私がERP(エクスポージャー)での治療を始める前に、他の方がエクスポージャーをしている様子を見てとても勇気づけられました。それは、『OCD Project』(認知行動療法を住み込みで行う集団プログラムのドキュメンタリー)だったり、#FaceYourFearで検索して動画で見たりしていました。
でも、英語での動画は多いのですが、日本語だとあまりない(というか見つけたことがない)ことに気づきました。
なので、自分がエクスポージャーしている様子を、簡単ですが撮ってみました。あとで見返すとすごくテキトーな感じで、共有しようか迷ったのですが、ちょっとでもエクスポージャーをする勇気になったらと思っています。
【エクスポージャーの内容】
今回は "Dumpster"=ごみ捨て場を触るというエクスポージャーです。これは、ERPを始めて1番最初にしたエクスポージャーでした。
私はごみ捨てがすごく苦手です。何で苦手か、説明してみます。
- こちらは日本みたいに、何曜日の何時までに捨てるという決まりがなく、いつでも24時間ごみ捨て場は開いています。なので、「そのごみが回収されるまでの間に食べ物が腐敗して、汚れているんじゃないか?」と不安に思ってしまいます。なので、まずそのごみを出すコンテナーに触るのが苦手です。
- 自分のごみによってそのコンテナーを汚してしまうことも怖いです。なので、ごみを出した後は、そのコンテナーをウェットティッシュで何回も拭いていました。出した次の日に「まだ汚いんじゃないか?」と心配になって、また拭きに行ったりもしていました。
- 自分の出すごみに危険物(ガラス類など)が入っていていて、人や回収業者さんに危害を与えるんじゃないかと心配です。ちなみに、ハワイはリサイクルは分けることもありますが、基本的には全部一緒で大丈夫です。
- そのごみ捨て場の空間に入ることが苦手です。そこに入っただけで、自分の全てが汚れてしまった気がしてしまいます。なので、ごみを出しに行った後は服を着替えたり、髪や服(イスに座って触れる部分など)をウェットティッシュで拭いていました。でも、そういうのが面倒なので、シャワーを浴びる直前にしかごみ捨てをしないというルールがありました。先月までは、手と足を洗ってからでないと、家に戻れませんでした。
私の中で、このごみ捨て問題(?)は、Contamination(不潔恐怖) Harm OCD(加害恐怖)Hyper-Responsibility(責任を過度に感じる)の組み合わせのOCDだと思います。
動画の中では、ごみを出すコンテナーに触ることしかしていませんが、加害恐怖のことを考えると、自分が危険と思っているものを捨ててみましょう!というエクスポージャーが良いのかもしれません。今回は不潔恐怖のエクスポージャーということで・・・
ちょうど夕方でサンセットが綺麗だったので、それも入れてみました(昔からサンセットが大好きです笑)