ぱぐもんのOCD日記

強迫症(強迫性障害)と生きる30代女性のいろいろ

恥 (Shame) と完璧主義 (Perfectionism) の関係

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前回同様、"The Gifts of Imperfection"という本から。

livingwithocd.hatenablog.com

今日読んだのは、「恥 (Shame)」と「完璧主義 (Perfectionism)」の関係についてでした。

  • 「完璧主義」の基となっている考え方→「全てを完璧にこなして、完璧に生きていたら、「Shame(恥)」「Judgement(他人からの判断)」「Blame(非難)」による辛い感情を回避したり、最小限にできる」→「完璧主義」は、これらの感情から自分を守ってくれる「盾」になってくれると思う。
  • 「完璧主義」は「ベストを尽くす」ことや「自分を良くしよう」ということではない。周りから「認められよう」「受け入れられよう」という試みが根本にある。故に、「自分=自分が成し遂げた(勝ち取った)こと・自分がどれだけ良くやったか」と信じてしまう。
  • 健康的に「何かを達成しようと努力する (strive)」と、矢印が自分に向いている (self-focused)ため、「どうやったら(自分のために)改善できるかな?」と考える。一方、「完璧主義」の場合、「周りの人はどう思うか?」と他人中心 (other-focused)の考え方になる。
  • 「完璧主義」とは、「(周りから)完璧に見られたい」ということだけど、完璧というものは存在せず、不可能なこと。私たちがどれだけ時間やエネルギーを費やしても、周りからどう思われるかはコントロール出来ない。
  • 「完璧主義」はアディクションになりやすい。私たちは「Shame(恥)」「Judgement(他人からの判断)」「Blame(非難)」を経験すると、「自分が完璧じゃなかったからだ」と信じ込んでしまう。これによって、「完璧主義」のロジック(完璧主義とは本当はどういうものか)に気づかず、それどころかもっと完璧を目指してしまう。→「自分がこう感じるのは、私が良くないからだ」と自責の念になる。

この後、「完璧主義」を克服するには、「Shame Resilience(恥から回復する力)と「Self-Compassion(自分を思いやる力)」を身につけることということで、本は続いていきます。

ちなみに、「完璧主義」の私ですが、最近まで「完璧」の「璧」という字の下の部分が「玉」はなく「土」だと思っていました (^^;) この他にも、「お洒落」という感じは「酒」だと思っていたり・・・間違えて覚えていることって結構あるんですね。

ということで、話は逸れましたが、今回は「恥」と「完璧主義」の関係についてでした〜(最後のまとめがテキトーですが笑)