真夏の通り雨
宇多田ヒカルの『真夏の通り雨』は、私にとって亡くなったおばあちゃんを思い出させる曲。
亡くなってから数年経った時にこの曲がリリースされた。聴いている時に涙がボロボロでてきて、それ以来あまり聴いていなかった。
でも、最近普通に聴けるようになって、この曲の歌詞にも、私が普段から感じていることが表現されていることに気づいた。
忘れちゃったら私じゃなくなる
教えて 正しいサヨナラの仕方を
自由になる自由がある
思い出たちがふいに私を
乱暴に掴んで離さない
思い出したくない、忘れてしまいたい記憶があるのに、それとは裏腹に、ふとした時に思い出そうとしていることがある。
まさに、その記憶との正しいサヨナラの仕方が分からない感じだ。
宇多田ヒカルはこの曲を,亡き母親を想って書いたと思うけど、多くの人が共感できる詞なんじゃないかなと思った。